顎関節症の予防
顎関節症は日常生活の予防がもっとも重要と言われています。日常生活の過ごし方が原因で発症することが多い症状だけに、日々の生活の中で原因を取り除くよう心がけることが何よりも重要になってくるのです。
まず噛み合わせ。歯並びが悪い場合は歯列矯正を受ける必要がありますし、食事の際、偏った噛み方をするのではなく、口全体で噛むよう心がけることも重要です。またよく噛んで食べることも大事です。若い女性の間で顎関節症が増えているといわれているのも、細い顎のラインを維持するためによく噛まないで食べていることが原因のひとつとされています。
それから姿勢。姿勢の悪さも顎関節症の重大な原因となります。うつ伏せになってどちらか一方の側を向いて寝たり、頬杖をつく癖がある人はとくに要注意。そのほか、唇を噛んだりするのも顎関節症に悪影響を及ぼします。また猫背にも注意が必要です。
それからストレス。ストレスはさまざまな面から顎関節症に影響を及ぼします。たとえば歯軋りや食いしばり。
ストレスが蓄積すると就寝中に歯軋りや食いしばりが発症することがあります。それによって歯や顎に過度な負担がかかり、顎関節症をもたらしてしまうのです。ますストレスによる緊張状態が食事の際に歯や顎に過剰な負担をかけてしまうことがあります。
このように、顎関節症の予防は日常生活のほんの些細なことが重要になります。これまで無意識のうちにやっていたことを少し改めるだけで十分な予防を行うことができるのです。とくにストレスの解消は顎関節症だけでなく、心身の健康状態全般に大きな意味を持つだけに、日ごろから意識して予防に励むようにしたいものです。